【2月の花】旬の切り花(25種類)をご紹介。花言葉、おすすめの花もまとめて解説!

2月は春のお花の多くが旬を迎え、たくさんの種類の切り花を楽しめる時期です。気温も低いため、切り花が日持ちしやすく、お花の鑑賞が楽しい季節です。本記事ではお花屋さんで1月に多く出回るおすすめの旬をご紹介します。

2月の切り花の特徴

春爛漫という言葉があるように、2月は様々なお花が見頃を迎え、美しく咲き乱れる季節です。アネモネやラナンキュラスなどの球根花だけでなく、2月は1月よりも枝ものが増えます。ウメやサクラなどの定番の春の枝ものの他、コデマリやユキヤナギといった白い小花がかわいいものまで出回ります。枝ものは水上がりがよくなるように、割りを入れて、断面積を広げるようにお手入れしましょう。

2月のお花が纏わる行事は?

バレンタインデー

2月14日は2月の一大イベントであるバレンタインデー。バレンタインデーは女性から男性へチョコレートを贈るのが一般的ですが、海外では男性から女性へお花を贈るのが一般とされています。そんなバレンタインデーは日頃の感謝の気持ちを込めてお花を贈る日として「フラワーバレンタイン」とも呼ばれています。

2月に飾りたいおすすめの切り花は?

それでは2月に飾りたいおすすめの切り花をご紹介します。

スイートピー

科名属名 マメ科レンリソウ属
花言葉 「門出」「別離」「優しい思い出」「蝶のように飛翔する」

スイートピーは春定番のお花。2月はスイートピーの出回り量が多く、ひらひらと軽やかで透明感のあるお花は春らしさを演出しています。

水仙(スイセン)

科名属名 ヒガンバナ科スイセン属
花言葉 「自己愛」「神秘」

スイセンは春の訪れを告げる球根植物。球根付きで見かけることが多く、いけ花や茶花として人気があります。時期によって見かける品種が異なり、2月はお花の中央部がラッパに似ているラッパズイセンが多く出回ります。

スイセン(水仙)の切り花を長持ちさせる方法は?日持ちや切り方、花言葉も解説!【切り花図鑑】

チューリップ

科名属名 ユリ科チューリップ属
花言葉 「思いやり」「博愛」

春が旬のイメージが強いチューリップは早いと11月頃から出回っています。品種が多く、鮮やかな花色から淡い色など豊富なため、シーズンで多くの暖かい場所に飾ると咲き進んでいくため、

チューリップの切り花を長持ちさせる手入れ方法は?出回り時期や茎の切り方、花言葉も解説!【切り花図鑑

ラナンキュラス

科名属名 キンポウゲ科キンポウゲ属
花言葉 「とても魅力的」「華やかな魅力」

ラナンキュラスは春に人気の球根花。世界一花びらが多い花と呼ばれ、八重咲きのラナンキュラスは圧巻。ラナンキュラスは2月〜3月が旬で、質や花持ちが良いものが出回ります。

ラナンキュラスの切り花を長持ちさせる手入れ方法、花言葉、特徴は?【切り花図鑑】

アネモネ

科名属名 キンポウゲ科アネモネ属
花言葉 「はかない恋」「恋の苦しみ」「見放された」「見捨てられた」

パステルカラーが多い春のお花の中で一際濃い色が目を引くのがアネモネ。花びらに見えるのはガクで、ガクは光や温度に反応して開閉を繰り返します。暖かいと開きやすくなり、咲き進んでいくので、暖かすぎないお部屋に飾りましょう。

アネモネの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?出回り時期や花言葉、特徴も解説!【切り花図鑑】

ストック

科名属名 アブラナ科アラセイトウ属
花言葉 「愛の絆」「豊かな愛」

ストックは花名の由来である太い茎の先に直線状にお花をつけるラインフラワーです。2月から3月は旬の時期であり、日持ちも良いため、長く楽しめます。

ストックの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?日持ちや花言葉も解説!【切り花図鑑】

リューココリーネ

科名属名 ユリ科(ヒガンバナ科)リューココリーネ属
花言葉 「暖かい心」「信じる心」「貴婦人」

リューココリーネは細くてしなやかな茎の先に、星型の可憐なお花を咲かせるお花です。その可憐な見た目から連想できるバニラや桜餅のような甘い香りを楽しむことができます。

リューココリーネの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?出回り品種や花言葉も解説!【切り花図鑑】

アリウム・コワニー

科名属名 ユリ科アリウム属
花言葉 「無限の悲しみ」「正しい主張」

アリウム・コワニーは放射状に白い可憐な花を咲かせるアリウムの仲間です。お花は1〜2cmほどのサイズで、愛らしい印象を与えてくれます。

アリウムの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?出回り時期や花言葉も解説!【切り花図鑑】

ムスカリ

科名属名 キジカクシ科ムスカリ属
花言葉 「通じ合う心」「明るい未来」

ムスカリは小さめの膨らんだお花を直線状に付ける春の球根花です。お花屋さんでは球根付きで見かけることがあり、球根の根を水に浸して楽しむ水耕栽培を楽しむことができます。

ヒヤシンス

科名属名 キジカクシ科ヒヤシンス属
花言葉 「スポーツ」「ゲーム」「遊び」「悲しみを超えた愛」

肉厚なお花を咲かせる春の球根花。オランダで品種改良されたダッチ系とフランスで品種改良されたローマン系に分けられ、現在は華やかな印象のダッチ系が多く出回ります。最近は球根が付いた状態のものも出回っており、香水のような香りを楽しむことができますが、香りは強めです。

フリージア

科名属名 アヤメ科フリージア属
花言葉 「親愛の情」「感謝」「友情」「期待」「純潔」

細くしなやかな茎の先にエレガントなお花を咲かせるフリージア。香りも楽しめ、黄色や白、紫などの色味で優しい雰囲気をかもし出します。1月は主に正月を祝うお花として親しまれ、旬は2月〜3月です。

ポピー

科名属名 ケシ科ケシ属
花言葉 「慰め」「忍耐」「思いやり」

春の公園で多く見かけるポピーの花。切り花としても出回り、2月〜3月に旬を迎えます。切り花の寿命は短いため、蕾のものを選ぶと、長めに楽しめます。

クリスマスローズ

科名属名 キンポウゲ科ヘレボルス属
花言葉 「追憶」「私を忘れないで」「私の不安をとりのぞいてください」

クリスマスローズ(ヘレボルス)は茎の先に淡い色味のお花を横〜下向きに咲かせます。その佇まいは素朴な印象を与え、落ち着いた雰囲気を醸し出します。冬が旬です。

クリスマスローズ(ヘレボルス)の切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?しおれない方法や出回り時期、花言葉も解説!【切り花図鑑】

パンジー

科名属名 ​​スミレ科スミレ属
花言葉 「わたしを思って」「もの思い」

パンジーといえば園芸品種のイメージが強いですが、茎が長い切り花向けの品種も出回っています。園芸品種と同様、軽やかな花びらを付けて、カラーバリエーションが豊富。蕾も花咲き、長く楽しむことができます。

アマリリス

科名属名 ヒガンバナ科アマリリス属
花言葉 「誇り」「おしゃべり」「輝くばかりの美しさ」

アマリリスはすっと伸びる茎の先に花径10〜20cmのユリに似た花を咲かせます。花色は鮮やかで、新年を祝うお花として需要があります。

エピデンドラム

科名属名 ラン科エピデンドラム属
花言葉 「判断力」「ささやき」

エピデンドラムは鮮やかな赤色や黄色オレンジ色が特徴のラン科のお花です。花持ちがよく、蕾も色褪せず、綺麗に咲きます。2月〜3月に旬を迎えます。

ナノハナ(菜の花)

科名属名 アブラナ科アブラナ属
花言葉 「活発」「豊かさ」「財産」

春の公園などに一面に咲くナノハナは切り花でも出回っています。茎は太く、先端に広がるように黄色の花を付け、黄緑色の葉は縮れて付きます。2月〜3月に旬を迎えます。

ミモザ

科名属名 マメ科アカシア科
花言葉 「豊かな感受性」「感じやすい心」

ミモザは2月 〜3月に旬を迎え、2月以降からはお花屋さんの主役になります。ポンポンのように膨らみ華やかな黄色のお花はリースやスワッグで近年、人気が高まっています。ひとくくりにミモザと言っても、銀葉アカシアやフサアカシア、マメバアカシアなど、様々な品種のものが出回ります。

ミモザの切り花の咲かせ方は?長持ちするお手入れ方法や花言葉も解説!【切り花図鑑】

ウメ

科名属名 バラ科サクラ属
花言葉 「上品」「高潔」「忍耐」「忠実」

いち早く春を伝えるウメの切り花は2月頃まで出回ります。ウメは丸くふっくらとした花が特徴で、生き生きとした枝が力強く伸びます。

サクラ(桜)

科名属名 バラ科サクラ属
花言葉 「精神美」「優れた美人」

多くの日本人に愛されるはサクラは1月から出回っており、2月〜3月に旬を迎えます。2月は淡紅色の一重咲きが特徴のケイオウザクラを見かける機会が多くなります。

アオモジ

科名属名 クスノキ科リトセア属
花言葉 「友人が多い」

アオモジは緑っぽい枝に、小さな蕾をたくさんつける枝ものです。旬を2月に迎えます。黄緑色の蕾やお花は、若々しい印象を与えてくれます。(写真は花開いた姿です。)

雪柳(ユキヤナギ)

科名属名 バラ科シモツケ属
花言葉 「愛らしさ」「気まま」「殊勝」

雪柳は細い枝に一重咲きの白いお花をたくさん咲かせる落葉低木。白い花が雪のように、垂れる枝が柳に似ていることから名前が付けられています。1月〜3月のこの時期はお花の旬の時期で、夏には新緑の枝が、秋には紅葉したものが出回り、その季節によって楽しみ方が様々あります。

コデマリ(小手毬)

科名属名 バラ科シモツケ属
花言葉 「優雅」「友情」

コデマリは小花が手毬のように集まって咲く春の枝ものです。枝は垂れ、葉も清涼感があります。お花の旬は3月に迎えます。

コデマリ(小手毬)の切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?値段や出回り時期、花言葉も解説!【切り花図鑑】

モモ(花桃)

科名属名 バラ科サクラ属
花言葉 「気立てのよさ」「チャーミング」

3月3日のひな祭りは「桃の節句」と呼ばれ、モモの花の需要が高い時期。先立って2月から出回り、旬を迎える時期でもあります。ナノハナ(菜の花)やチューリップなどの春のお花と合わせて飾ると、春らしい雰囲気を味わうことができます。

レンギョウ

科名属名 モクセイ科レンギョウ属
花言葉 「期待」「希望」

レンギョウは枝いっぱいに明るい黄色の花を付け、春の訪れを表現する枝ものの一つです。枝は非常に躍動感はあり、蕾は四つに裂けて、花びらになります。3月に旬を迎えます。

旬を迎える春のお花を楽しもう

ご紹介した通り、2月は春のお花が楽しめる季節です。チューリップやアネモネなどの定番の球根花や季節の枝ものなど、2月〜3月に旬を迎える春のお花は多くあります。気温も低いため、花瓶の水は汚れにくく、切り花は日持ちしやすいです。暖房の乾燥した風が直接当たらないよう、飾る場所には配慮して楽しみましょう。

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