ワックスフラワーはその名前の通り、ろう細工のような光沢のある花びらが可愛いお花です。日持ちも良く、ドライフラワーにも向いている人気のお花です。本記事ではワックスフラワーの切り花を長持ちさせるお手入れ方法や花言葉、特徴についてご紹介します。
ワックスフラワーの切り花の日持ちはどのくらい？どんな花？
まずはワックスフラワーの基本情報についてご紹介していきます。
ワックスフラワーの基本情報
ワックスフラワーはフトモモ科ワックスフラワー属（チャメラウキウム属）のお花で、英名は『Waxflower』、原産地はオーストラリアのワイルドフラワーです。
ワックスフラワーはウメに似た小花をたくさんつけ、つぼみのものもしっかり咲きます。細かく枝分かれしているので、小分けにしたりと使いやすいお花です。色は白、淡いピンク、濃いピンクなどがあり、可憐なお花と合わせても、他のネイティブフラワーと合わせても、どちらにもよく合います。
ワックスフラワーの切り花はオーストラリア産の輸入物がオールシーズン出回り、秋頃が特に出回り量が多くなります。日持ちは2週間ほどと長く楽しめるのもワックスフラワーの魅力。小花がポロポロ落ちてくるので、飾る前に逆さにして振って、あらかじめ散りかけた花を落としておくと、散らかりづらいです。
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ワックスフラワーの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は？
続いて、ワックスフラワーの切り花を長持させるお手入れ方法についてご紹介します。もともと丈夫で長持ちするお花ですが、正しくお手入れして、より長く楽しみましょう。
水に浸かる部分の葉や枝を取り除く
ワックスフラワーは松のような細い葉を持ちます。この葉は茎にびっしりと付いており、水に葉が浸かるとバクテリアが発生する原因となります。また、お花よりも先に葉が傷むため、水に浸かる部分に限らず、生ける際には葉を整理しておくと後のお手入れが楽になります。全体のバランスを見て不要な枝を落としておくと見た目もスッキリします。
茎の切り口に『割り』を入れる
ワックスフラワーの枝は固く、水を吸い上げにくいため、ハサミで切り口に十字に『割り』を入れることで、水を吸い上げやすくなります。ピンクッションやリューカデンドロンなど、他の枝もののワイルドフラワーと同じお手入れ方法を行います。
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できる限り毎日花瓶の水を替え、切り戻しを行う
ワックスフラワーの切り花に限りませんが、こまめに水替えを行い、食器用洗剤で花瓶を洗い、花瓶を清潔な状態で保ちましょう。その際、茎を切り口を切る「切り戻し」を行うことで、切り口が新鮮になり水上がりがよくなるので、切り戻しも行いましょう。
ドライフラワーとして楽しもう
ワックスフラワーは他のワイルドフラワーと同じようにドライフラワーとしても楽しめます。ハンギング法でもドライフラワーにすることができますが、小花が縮こまり、生花の時のにような綺麗に花開いた状態を維持することが難しいです。しっかりと形を残したい場合はシリカゲル法で試すことをおすすめします！
基本的には花持ちが良いので、特別な対応は必要ないと思います。
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ワックスフラワーの花言葉は？
続いてワックスフラワーの花言葉についてご紹介します。
ワックスフラワーの花言葉は『気まぐれ』『かわいらしさ』『繊細』
ワックスフラワーの可憐で小さいお花の様子から『かわいらしさ』や『繊細』という花言葉がつけられています。原産地のオーストラリアでは、結婚式のブーケや花飾りでこのお花を使うそうで、『幸せな結婚』という花言葉がつけられているそうです。
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同じワイルドフラワーで「ブラッシング・ブライド」と呼ばれる結婚式の定番のセルリアとも色味が似ていて、合わせやすいですね。
ワックスフラワーはワイルドフラワーでありながらナチュラルさを兼ね揃える飾りやすいお花！
ワックスフラワーはなにより小花がかわいいお花。ワイルドフラワーはプロテアやピンクッションなど、個性的なものが多い中、主張が比較的に控えめでいろんなお花と合わせやすいナチュラルさを持っています。広がるように枝分かれしているため、状況に応じてカットして飾りましょう。檸檬のようなスッキリとした香りがする品種もあるため、香りも確かめてみてください。
