ユニークな花姿が可憐な印象を与えるアリウム。ネギ科のお花で、茎を切るとネギのような匂いがします。 本記事ではアリウムの切り花を長持ちさせるお手入れ方法や花言葉、特徴についてご紹介します。
アリウムの切り花の出回り時期はいつ？どんな花？
まずはアリウムの基本情報についてご紹介していきます。
アリウムの基本情報
アリウムはネギ科アリウム属のお花で、原産地は北アメリカ、ユーラシア、北アフリカです。和名は『花葱（ハナネギ）』、英名は『Allium、Giant onion』です。学名でもある『Allium』はラテン語で『匂い』を意味する言葉が語源になっています。
アリウムは園芸品種としても親しまれ、切り花としてはお花屋さんで1年中出回りますが、品種によって出回り量が多くなる時期は異なります。
主流のアリウムの品種を見ていきましょう。
アリウム・ギガンチウム
ギガンチウムはしっかりとした茎の先に大きな球体の花をつける品種です。よく見ると小さな花が無数に集まり、放射線状に花を咲かせています。蕾の状態だと程々のサイズですが、花開くとものによってはテニスボールくらいの大きさになります。
丹頂アリウム
まるで踊っているようにくねくねと曲がる細い茎の先に花をつけます。上部が赤い紫色、下部が緑色をしており、この色味が丹頂鶴の頭部の色に似ていることから名前が付けられています。ギガンチウムよりもお花のサイズは小さめです。
アリウム・コワニー
コワニーは上記とは異なり、可憐な白い花を咲かせる品種です。コワニーも放射線状に花を咲かせ、旬は1〜2月と冬から春にかけてよく出回っています。
アリウム・ブルーパフューム
ブルーパヒュームは爽やかなブルーが特徴のアリウムです。他の種類は特有のネギの匂いがする中、ブルーパヒュームはバニラの芳香を楽しむことができます。ボール状にお花を咲かせます。
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アリウムの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は？
続いて、アリウムの切り花を長持させるお手入れ方法についてご紹介します。ご紹介した通り、アリウムには品種が多数あり、日持ちは品種によって異なりますが、お手入れ方法はさほど変わりません。
花瓶の水の量は浅めに生ける
アリウムの茎は腐りやすいです。傷んでくると水が汚れ、バクテリアが発生して短命になってしまうため、花瓶の水の量は少なく、浅めにして生けましょう。
茎は斜めにカットする
生ける際には切り口は斜めにカットしましょう。そうすることで、断面積が広がり、お水が吸収しやすくなります。
ギガンチウムは水替えをこまめに行う
ギガンチウムは茎をカットすると、茎からオレンジ色の液体が出てきます。新しくカットしても次々とオレンジ色に水が腐る原因にもなるため、花瓶の水はこまめに替えましょう。
できる限り毎日花瓶の水を替え、切り戻しを行う
アリウムの切り花に限りませんが、こまめに水替えを行い、食器用洗剤で花瓶を洗い、花瓶を清潔な状態で保ちましょう。その際、茎を切り口を切る「切り戻し」を行うことで、切り口が新鮮になり水上がりがよくなるので、切り戻しも行いましょう。
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アリウムの花言葉は？
続いてアリウムの花言葉についてご紹介します。
アリウムの花言葉は『正しい主張』『夫婦円満』『円満な人柄』
『正しい主張』という花言葉は、まっすぐ上に伸びる茎の姿が由来になっていると言われています。『円満な人柄』という花言葉は、アリウムのまん丸でふっくらとした姿が由来になっていると言われています。
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アリウムは多数の品種が楽しめる少し個性のあるお花
ご紹介の通り、アリウムはユニークな花姿をしており、品種によって様々な楽しみ方できます。メインとして飾りたいダイナミックなギガンチウム、ブルーパヒューム、脇役として活躍するコワニー、アクセントになる丹頂アリウムなど、一言でアリウムと言っても活かし方が異なります。まさにここがアリウムの魅力であり、1年中出回っているので、一風変わったお花を飾りたい時には選んでみてください♪
