アルストロメリアの切り花を長持ちさせる手入れ方法、花言葉、特徴は?【切り花図鑑】

ユリに似ていて素敵な花姿のアルストロメリア。個性的な見た目ですが、ブーケやアレンジによく使われ、華やかな雰囲気を醸し出します。本記事ではそんなアルストロメリアの切り花について解説します。

アルストロメリアはどんな花?

花束やアレンジメントによく使われる人気なアルストロメリアの基本情報をご紹介します。

アルストロメリアの基本情報

アルストロメリアはアルストロメリア科アルストロメリア属のお花です。和名は百合水仙(ゆりすいせん)で、英名はLiry-of-the-Incas(インカのユリという意味)です。

原産地は南アメリカで、1本に何輪もお花がついており、とても華やかで花束に入れるとボリュームが出ます。カラーバリエーションや品種が豊富で、現在は原種の品種改良が行なわれ、なんと100種類もの品種があります。ユリのような花姿から、別名は「インカのユリ」と呼ばれています。

開花時期は3〜6月ですが、お花屋さんではほぼ1年中出回っており、価格は1本200円〜500円とお手頃です。日持ちは5日から2週間ほどと長持ちなことが特徴です!

アルストロメリアの切り花を長持ちさせるためには?

アルストロメリアは元々日持ちするお花ですが、更に長くを楽しむための手入れ方法について説明します。

葉が傷みやすいため、生ける際に整理しましょう

アルストロメリアには葉がついています。その葉は傷みやすいので、生ける前にある程度カットするなど整理してあげましょう。葉が水に浸ってしまうとバクテリア発生の原因となるので、水に浸かる部分はしっかり取り除くことが必要です。

ただ、すべて取り除いてしまうと見た目が寂しくなってしまうので、傷んだ葉や水に浸かる部分など、選定するようにしましょう!

咲き終わった花を摘み取りましょう

購入時、既に咲いている花の横には小さなつぼみがついています。先に咲いているお花が枯れ始めたら、カットして摘み取り、つぼみに栄養がいくようにしてあげましょう!

上手に管理すると、そのつぼみも咲いてくれますので、長く楽しむことが出来ます。ちなみに、このつぼみを二番花といいます。

毎日花瓶の水を替えましょう

水揚げがよく茎も腐りにくいため、毎日水替えが出来なくても元気な状態を保ってくれますが、できる限り毎日水を替えましょう。茎を数センチ切り、切り口を新鮮にする『切り戻し』をこまめにしてあげると、より長持ちします。

新鮮なアルストロメリアの選び方は?

続いて、新鮮なアルストロメリアの選び方について説明します。

花粉を吹いていないものを選ぼう

アルストロメリアは開花に伴い、ユリのように雄しべの先から花粉を吹きます。花びらに花粉がついているかどうか、注意して選びましょう。

花びらが透けていないものを選ぼう

アルストロメリアは時間が経過してくると、花びらが透けてきます。購入する際は、花びらが透けていないしっかりハリのあるものを選ぶようにしましょう。

ユリの切り花を長持ちさせる手入れ方法、花言葉、特徴は?【切り花図鑑】

アルストロメリアの花言葉は?

花束やアレンジメントによく使われるアルストロメリアの花言葉を紹介します。

アルストロメリアの花言葉は『未来への憧れ』『エキゾチック』『持続』

アルストロメリアは花もちが良いことから『持続』という花言葉が付けられたと言われております。また、『エキゾチック』という花言葉は、鮮やかな花色や特徴的な模様が異国をイメージさせる、ということから付けられました。

アルストロメリアは花の色ごとにも花言葉が付けられています。

赤:『幸い』『幸福な日々』

白:『凛々しさ』

ピンク:『気配り』

黄色:『持続』

オレンジ:『友情』

プレゼントする際には花言葉もチェックしてみると、お花選びが楽しくなりますね!

アルストロメリアの切り花のまとめ

最後にアルストロメリアの切り花についてまとめます。

・ユリ科のお花でユリに似ている!

・『持続』という花言葉がつくほど花もちが良い!

・咲き終わった花を摘み取り、二番花も咲かせましょう!

わりとお手頃な値段で買え、ボリュームも花もちも良い優秀なアルストロメリア!ぜひ手に取ってみてください!

Flower Shop Applaugh

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