菊(マム)の切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?特徴や花言葉も解説!【切り花図鑑】

菊(マム)とは、洋風のキクのことです。キクといえば葬儀や仏花のイメージが強いかと思いますが、最近は一見するとキクとは思えないようなおしゃれな見た目のものを目にする機会も多いのではないでしょうか?丸くてかわいいピンポンマムや、ダリアのような大輪のデコラマムなどが人気です。本記事では菊(マム)の切り花を長持ちさせる方法や特徴をご紹介します。

菊(マム)の切り花の日持ちはどのくらい?どんなお花?

まずはマムの基本情報についてご紹介していきます。

 

マムの基本情報

マムはキク科キク属のお花で、和名は菊です。和菊とマム(洋菊)の違いを説明すると、和菊は中国原産のお花で、奈良時代に渡来し、日本で品種改良されたものです。一方、マムは原産地の中国から渡米・渡欧し、欧米で品種改良され、日本に輸入されたもののことです。

マムは、一本の茎に一輪の花を咲かせるタイプと、一本の茎から枝分かれし、多数のお花を咲かせるスプレー咲きタイプがあります。一本の茎に一輪の花を咲かせるマムのことを「ディスバッドマム」、枝分かれしたものを「スプレーマム」と呼びます。

日持ちは、キクと同様に、涼しい室内では2週間ほどと、かなり花もちが良いお花です。

ちなみに11月6日は「11(いい)06(マム)」という語呂合わせと、11月は最もマムが美しく季節であることから、「いいマムの日」と呼ばれています。

みほさん

マムは一年中出回りますが、旬は秋です!


菊(マム)の切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?

マムは花もちのよいお花です。そんなマムを長く楽しむためのお手入れ方法について紹介します。

購入時に花の裏側をチェックする

マムはゆっくりと花開くため、最初に開いた外側から劣化が始まります。そのため、裏側の花びらもチェックし、色褪せたり、弱っている花は避けるようにしましょう。

水に浸かる部分の葉を取る

マムにはたくさんの葉がついています。葉がたくさんついたままだど、葉から水分が蒸発し、お花に水分などの栄養が行き渡らなくなったり、葉が水に浸かると水が腐る原因にもなります。また、葉のほうが先に枯れるので、葉を適度に取るようにしましょう。

茎を手で折る

マムの茎はハサミでカットするよりも、手で折ったほうが水上がりがよくなります。ポキっと折って、繊維が出る感じでOKです。机の角等を利用すると折りやすいです。

できる限り毎日花瓶の水を替え、切り戻しを行う

切り花を生ける際の基本となりますが、こまめに水替えを行い、食器用洗剤で花瓶を洗い、花瓶を清潔な状態で保ちましょう。その際、茎を切り口を切る「切り戻し』を行うことで、切り口が新鮮になり水上がりがよくなるので、切り戻しも行いましょう。

菊(マム)の花言葉は?

続いてマムの花言葉についてご紹介します。

菊(マム)の花言葉は『高貴』『高尚』『高潔』『清らかな愛』

『高貴』『高尚』『高潔』という花言葉は気高く気品ある花姿が由来となっています。『清らかな愛』という花言葉から、ウエディングブーケにも使われることがあります。おしゃれなマムは多く出回るようになってきているので、ブライダルでも活躍しています。

同じキク科のダリアのお手入れ方法はこちら

菊(マム)はバリエーション豊富で大注目のお花!

 

キクは古くから愛されてきたお花です。マムは、お供えや葬儀といったイメージを払拭するような可愛らしい咲き方や色が魅力的で、新品種も次々登場しています。ギフトにもおすすめなのでぜひお花屋さんでお好きなマムを探してみてください!

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