ひまわり(向日葵)の切り花を長持ちさせるお手入れ方法、花言葉、特徴は?【切り花図鑑】

夏の花束やアレンジメントに大人気のひまわり。最近では初夏の父の日のお花として主流となりつつあり、明るく元気なイメージのお花の代名詞として思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ひまわりはギフト用だけでなく、自宅用のお花としても人気で、飾るだけでお部屋がパッと明るい印象になります。本記事ではそんなひまわりの切り花について解説します。

みほさん

お花屋さんの店頭にひまわりが並び始めると、夏の訪れを感じワクワクしますよね♪大好きなお花です!

ひまわりの切り花の日持ちはどのくらい?どんな花?

まずはひまわりの基本情報についてご紹介していきます。

ひまわりの基本情報

ひまわりはキク科ヒマワリ属のお花で、和名は向日葵(ヒマワリ)、日輪草(ニチリンソウ)、英名はSunflower(サンフラワー)です。サンフラワーという英名通り、太陽を思わせるインパクトのあるお花です。開花時期は7月〜9月で、国内産のひまわりは一年中出回ります。夏のイメージのお花ですが、特に6月の父の日の需要が増えています。切り花が長持ちしにくい夏場でも、比較的元気に咲いてくれるお花ですが、日持ちは5日程度です。ひまわりといえば黄色やオレンジのイメージがありますが、品種改良が進み、クリーム色や茶色に近いシックなカラーのものも登場しています。

みほさん

ビタミンカラーとシックな色、それぞれ雰囲気が違って楽しめますよね!複数の色をミックスしたひまわりだけのブーケもかわいいです♪

ひまわりの切り花の水替え頻度はどのくらい?長持ちさせるためのお手入れ方法は?

ひまわりは夏のお花ですが、夏は切り花を長持ちさせるのが難しい。。少しでも長くお部屋に飾って楽しめるよう、ひまわりの切り花を長持ちさせるポイントやお手入れ方法をご紹介します。

中央の部分が咲いていないものを選ぶ

ひまわりの中央の部分は管状花というお花の集合体で構成されています。管状花は外から中心に向けて開花していくので、中央の部分があまり開いていないものを選ぶと長く楽しめます。また、花びらにはハリがあるものを選びましょう。

不要は葉を取り除く

葉が水に浸かると水が腐る原因になります。また、ひまわりの葉は腐りやすいので、クタッとしおれた葉っぱは早めに取り除くようにしましょう。

みほさん

葉を取り除くことで花にエネルギーが伝わりやすくもなります!

できる限り毎日花瓶の水を替える

切花の基本ですが、ひまわりがお花屋さんに多く出回る時期は特に暑さが厳しい時期で、お水も腐りやすくなります。できるだけ毎日花瓶を洗い、水を清潔な状態にし、茎を数センチ切るようにすると長持ちしやすくなります。

花瓶の水は浅めで

ひまわりの茎には産毛が生えており、茎が腐りやすいため、花瓶の水は少なめにしましょう。水量は茎が3cm程度浸かるくらいで十分です。同じキク科のガーベラにも産毛が生えており、この産毛は害虫から花を守るために生えています。

同じガーベラの切り花のお手入れ法についてはこちらから!

置く場所に注意する

まず、直射日光が当たる場所は避けましょう。直射日光が当たることにより花瓶の水の温度が上がり、花瓶の水のバクテリアの増殖を促してしまい、日持ちが悪くなってしまいます。

また、エアコンの風が当たる場所も避けましょう。夏場はお部屋でクーラーをつける事がありますが、エアコンの風が当たると葉から水分が蒸発してしまい、花自体が水不足になってしまうので、注意しましょう!

たいさん

それでもグッタリしてしまう場合は、思い切って茎を短くカットしましょう!茎が短いほどお水が上がりやすいです。

ひまわりの花言葉は?

続いてひまわりの花言葉についてご紹介します。

ひまわりの花言葉は『憧れ』『尊敬』『敬慕』『あなたを見つめる』

『あなたを見つめる』という花言葉は、ひまわりが生長の途中に太陽の方を向くことからつけられました。

ひまわりが父の日のお花となった理由は?

母の日のお花といえばカーネーションが定着していますが、ひまわりが父の日のお花となっていることはまだまだ知名度が低いです。もともと父の日は母の日の後追いで生まれた文化でまだ日が浅いので、それもそのはずです。ひまわりが父の日のプレゼントの定番のお花となった理由をご紹介します。

力強さ、活発さを感じさせてくれるお花だから

ひまわりは太陽の方向へ力強く伸び、明るく元気な印象を与えます。その姿が、寛大なお父さんの姿を連想させます。お父さんにお花を贈るというのはなかなか馴染みがないという方もいるかと思いますが、ひまわりなら他のお花と比べても気軽に贈れるのではないでしょうか?

『尊敬』や『敬慕』と花言葉があり、家族のために日々頑張るお父さんを労わるお花にぴったりだから

お父さんの偉大さは言わずもがなです。毎日頑張るお父さんに感謝の気持ちを込めてひまわりを贈りたいですね!

父の日黄色いリボンキャンペーンにより、『父の日=黄色』というイメージが定着したから

父の日に黄色いお花を贈る習慣は、1981年に設立された日本ファザーズデイ委員会(当時メンズファッション協会)が開催している父の日黄色いリボンキャンペーンが由来とされています。黄色には「嬉しさ」「暖かさ」「希望」などのポジティブで素敵な意味合いがあり、黄色いリボンキャンペーンは、幸福や希望を表す黄色を父の日のイメージカラーとして啓蒙しています。

参考:日本ファーザーズ・デイ委員会 父の日の起源について

みほさん

これまで父の日にお花を贈ったことがないという方は、今年の父の日はひまわりを贈ってみてはいかがでしょうか♪

ひまわりは明るくて、元気になる花

ここまで述べてきた通り、ひまわりは夏の象徴とも言われるお花です。その見た目の印象に近い花言葉から夏のアレンジメントや花束、そして父の日でも欠かせないお花です。

ただ、夏が旬ということもあり、しっかりお手入れをしないと楽しめる時間が短くなってしまうので、水替えや切り戻しなどのお手入れを行いましょう!

Flower Shop Applaugh

Flower Shop Applaugh

Flower Shop Applaugh(アップラフ)は副都心線・有楽町線平和台駅から徒歩4分の花屋です。アレンジメントや花束はもちろん、ソープフラワーやプリザーブドフラワーなどのギフト用資材も取り揃えており、全国への配送も可能です。

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