バンクシアの切り花を長持ちさせるお手入れ方法は?出回り時期や花言葉も解説!【切り花図鑑】

ボリュームのある花と、ギザギザの葉っぱがインパクトのあるバンクシア。主にドライにしたスワッグやドライフラワー専門のお花屋さんで見かける機会が多い花材だと思います。本記事ではそんなバンクシアの切り花を長持させるお手入れ法や出回り時期、花言葉などについてご紹介します。

バンクシアの切り花の出回り時期は?どんな花?

まずはバンクシアの基本情報についてご紹介していきます。

バンクシアの基本情報

バンクシアはヤマモガシ科バンクシア属のお花で、オーストラリア原産のワイルドフラワーフラワーです。日本国内で出回るバンクシアのほとんどが輸入物であるので、基本的に輸入物が1年中出回っています。開花期としては9月〜11月頃であり、夏〜秋が見かける機会が多いのではないかと思います。

バンクシアの特徴としては個性的な円筒状のお花であり、この円筒には小さなお花がたくさん集まっています。生花としては日持ちは2週間ほどと、気温が高い時期に出回るにも関わらず長持ちするお花で、元々水分量が少ないのでドライフラワーにもぴったりです。

参考:オーストラリアのネイティブフラワーについて

みほさん

存在感がある見た目で1本で飾っても様になりますし、他のワイルドフラワーと合わせて花束にしてもよいですね!

バンクシアの切り花を長持ちさせるためには?

バンクシアのお手入れ方法について紹介します。

水に浸かる部分の葉を取り除く

バンクシアの葉はノコギリのような見た目でギザギザしており特徴的なのですが、この葉は蒸れやすく、黒くなりやすいです。そのため、長く楽しむには生ける前にある程度取り除きましょう。また、葉が水に浸かってしまうとバクテリアが発生し、水が汚れる原因になるため、根元に近い葉は必ず取り除くようにしましょう。

茎を割ってから生ける

バンクシアの茎は太く、花瓶の水を吸い上げがしにくいお花です。枝ものを生けるときのように、根元にハサミで割りを入れましょう。そうすることで、茎が細かく分かれて、お水の吸い上げがよくなります。

できる限り毎日花瓶の水を替え、切り戻しを行う

切り花を生ける際の基本となりますが、こまめに水替えを行い、食器用洗剤で花瓶を洗い、花瓶を清潔な状態で保ちましょう。その際、茎を切り口を切る「切り戻し』を行うことで、切り口が新鮮になり水上がりがよくなるので、切り戻しも行いましょう。

同じワイルドフラワーのピンクッションの切り花のお手入れ法はこちらから

バンクシアの花言葉は?

続いてバンクシアの花言葉についてご紹介します。

バンクシアの花言葉は『勇気ある恋』『心地よい孤独』『心に鎧を着る』

『勇気ある恋』は、バンクシアが自生する地域に由来します。山火事が発生する地域が多く、木が焼けることで実がはじけて種が飛び散り、新たな命が芽生えるということから付けられました。

『心に鎧を着る』という花言葉は、鎧のように頑丈なバンクシアの様子からつけられました。

バンクシアはドライになっても質感や雰囲気が変わらないお花

バンクシアは何と言っても、ドライフラワーの需要が高いお花です。生花としてバンクシアを花瓶で楽しんでいたら、いつのまにかドライフラワーになっていたということもある程、水分量が少ないです。

生花として購入してドライフラワーにしようと思われている場合は、生花として長く楽しみ過ぎず、多少鑑賞したら吊るしてドライにするようにしましょう。バンクシアの場合は心配は少ないですが、生花はドライフラワーになるのに時間を要するので、ある程度咲き進んだ後にドライにすると状態が悪くなってしまうことがあるためです。

ドライになったら、他の花材と合わせてスワッグにするとおしゃれなインテリアになりますね!

ドライフラワーの作り方はこちら

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